秋の音楽発表会に寄せて

先日、無事に発表会を開催することができました。

今年は世界中がコロナに襲われ、想像もしなかった毎日を過ごさなければなりませんでした。

まさか音楽ができなくなる日が来ようとは考えたこともありませんでした。

それもなんとか乗り越え、リモートではなく同じ空間で、同じ響きを振動で共有できたときに改めてみんなで音楽ができることは素敵だな、と思いました。

今年の発表会も開催するかだいぶ迷いましたが、こうして集まって聴きあえることは本当に感謝です。

 

スズキメソードの創始者、鈴木慎一先生が

「音に命あり、姿なく生きて」という言葉を遺されています。

1つの曲に含まれている、たくさんの音符たち1つ1つに命があると思ったら1音1音丁寧に弾ける気がします。

音符が繋がり、メロディーになり、弾いている自分または聴いて下さる人たちに何か想いが届いたら、いのちある曲になるんじゃないかなと思います。

機械が勝手に鳴らす音ではなく、自分の気持ちを音符に乗せて

いのちある演奏ができるようになったらますます音楽が楽しくなると思います。

 

発表会開催にあたり、ご協力いただいたみなさまに心よりお礼申し上げます。

 

ありがとうございました(^^♪